漫画「ストロボ・エッジ」 2015年3月14日実写映画公開!

漫画「ストロボ・エッジ」 2015年3月14日実写映画公開!

こんにちは。漫画ソムリエのななです。

今回は、漫画「ストロボ・エッジ」の実写映画についてお話します。

漫画「ストロボ・エッジ」について

咲坂伊緒作「ストロボ・エッジ」は、雑誌「別冊マーガレット」に2007年7月号から2010年9月号まで連載された少女漫画作品です。

あらすじ

主人公木下仁菜子は、高校1年生。「恋」とはどういうものかまだ知りません。

中学時代から仲のいい是永大樹のことは、「いい人だし、一緒にいると楽しい男の子だな」と思っています。女子の友達は「その気持ちが恋だよ」といいます

仁菜子と同じ学年の別のクラスに、一ノ瀬蓮という男子がいます。蓮は、硬派なイケメンのため、学校の女子にとってアイドル的存在です。

ある日、学校帰りの電車で、仁菜子と蓮は同じ車両になります。蓮が、電車を降りる時、うっかりして仁菜子にぶつかり彼女の携帯電話を落とし、ついていたストラップを壊してしまいました。

蓮は、新しいストラップを買って弁償し、それをきっかけに2人の距離は近づいていきます。

そのうちに、仁菜子は蓮に対して、大樹には抱いた事のない感情を持つ自分に気づき始めました。この気持ちはなんなのでしょうか。

実写映画化

2015年3月14日、監督廣木隆一、福士蒼汰と有村架純のダブル主演で実写映画が公開され、興行収入23億円を突破する大ヒット作品となりました。

メインキャスト

一ノ瀬蓮福士蒼汰
木下仁菜子有村架純
安堂拓海山田裕貴
是永麻由香 佐藤ありさ 
是永大樹入江甚儀
杉本真央黒島結菜

福士と有村、4度目の共演

NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で初共演して以来、4度目の共演となる福士さんと有村さん。お2人とも、高校時代に原作を愛読していたそうです。

有村さんが、自身が演じる仁菜子の「真っ直ぐさやピュアさは自分にはない」と感じると仰る一方で、福士さんは「有村さんと仁菜子は結構似ている。笑顔が可愛いところや、目が語る表情やドジなところも」と、共演回数の多さが滲み出る内容のコメントをされていました。

廣木隆一監督の洗礼を受けた主演2人

感情を丁寧に描き出す演出ために妥協することなく、何度でもテイクを重ねることで有名な廣木隆一監督。

福士さんは、1秒もないシーンを10回以上撮り直すことがあったそうです。テイクを重ねる事により、役の動きを俳優の体に染み込ませる目的が監督にはあったようで、とても勉強になったと福士さんは仰っていました。

また、一方、有村さんは、監督の「わからない時にはアドバイスし、それ以外は本人に任せるというスタンス」が大変やりやすかったとのことでした。

受賞

第58回ブルーリボン賞 主演女優賞
 有村架純(「ビリギャル」と合わせての受賞)

Blu-ray&DVD発売、デジタル配信中

2015年9月16日、Blu-ray&DVDが発売されました。

デジタル配信は、Amazon PrimeやU-NEXTからご覧になれます。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回は、咲坂伊緒作「ストロボ・エッジ」の実写映画についてお話しさせていただきました。

原作を読んでいたら、3分の1スペースに、先生がチンチラを3匹飼っていることや運転免許取得のエピソードが書いてあり、ほっこりしました。

チンチラ

この作品は、自分の恋心をよく理解できず、また他人に気を使ってしまったがゆえに、何度もすれ違ってしまう、真面目でお人好しな高校生たちのラブストーリーです。

安堂が仁菜子に、「人を好きになるって楽しいだけじゃない」と王道のセリフを言う場面がありますが、それが不変の真理なことが作品によく表れています。

真っ直ぐで素直な気持ちを取り出して観ていただけたら、きっと気持ちのいい感動が出来る映画だと思います。

読んで観ていただけたら、うれしいです。

ありがとうございました。

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