漫画「ピーチガール」 2017年5月実写映画公開！

こんにちは。漫画ソムリエのななです。

今回は、漫画「ピーチガール」の実写映画化についてお話します。

漫画「ピーチガール」について

上田美和作「ピーチガール」は、雑誌「別冊フレンド」に1997年10月号から2004年1月号まで連載された少女漫画作品です。

同年、同誌の10月号からスピンオフ作品「裏ピーチガール」の連載をスタートし、2005年6月号をもって一旦休載としています。その後、雑誌「BE-LOVE」の2016年17号より「ピーチガールNEXT」のタイトルで連載を開始し、2020年2月号で完結しました。

1999年、「ピーチガール」は第23回講談社漫画賞少女部門を受賞しました。

あらすじ

主人公安達ももは高校1年生。色黒の肌と赤い色の髪の毛という外見のため、「キツそう」「遊んでそう」とよく誤解をされますが、本当は真面目で純粋な女の子です。

もものクラスメイトで友人の柏木沙絵は、いつも、ももが欲しいと思うものを、すべて欲しがったり横取りしたりするので、ももはいつも困っていました。

ももには、同じクラスに、中学から一緒で片想い中の東寺ヶ森一矢（通称とーじ）がいます。ある日、沙絵に好きな人がいるか尋ねられたももは、本当のことを知られてはならないと考え、学校一軽いのりのモテ男、岡安浬（通称カイリ）が好きだと嘘をつきます。

しかしすぐに、沙絵に本当の事がばれてしまいました。沙絵は、とーじやクラスメイト達をマインドコントロールし、ももの恋や学校での立場をどんどん追いつめていきます。そんなももを救ったのは、あのチャラいモテ男カイリだったのです。

2017年5月、実写映画公開

2017年5月20日、山本美月さんと伊野尾慧（Hey! Say! JUMP）さんのダブル主演で実写映画が公開されました。監督は、神徳幸治さんです。

メインキャスト

安達もも	山本美月
岡安浬（カイリ）	伊野尾慧（Hey! Say! JUMP）
東寺ヶ森一矢（とーじ）	真剣佑
柏木沙絵	永野茅郁
安芸操	本仮屋ユイカ
岡安涼	水上剣星
岡安崇史	升毅
安達桜子	菊池桃子

エピソード

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2017年10月18日、Blu-ray＆DVDが発売されました。

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まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回は、上田美和作「ピーチガール」の実写映画についてお話しさせていただきました。

上田美和先生の作品を読むのは、「Oh！ myダーリン」以来で本当に久しぶりでした。

「Oh！ myダーリン」の主人公のひかるがとても甘えん坊な女子高生だったので、今回もそんな感じのヒロインかな？と短絡的に考えて読み始めたのですが、まったく違い、ももはりりしいヒロインでした。

唯一共通点があるとしたら、「対応不器用」なところでしょうか。純粋でかわいい女の子たちなので、外部の悪意に上手く立ち向かえないんですよね。だから、物事がなかなか解決しないどころか、次から次へと色んな目にあってしまう…。

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どちらもコメディ要素が多く入っているので楽しく読めます。それでも、沙絵の存在はこわかったなー。人の不幸の上にしか幸せを感じられないタイプの人間に出会うのは、漫画の中だけで充分です。

この映画には、沙絵のこわさだけではなく、少女漫画特有のきゅんとするシーンや、かわいらしいシーンもきちんと出てきます。エンディングロールでは、登場人物同士のLINEのトーク画面や共有しあっている動画を観ることができるなど最後まで凝った作りになっています！

そういったところも楽しんでいただけたらうれしいです。

ありがとうございました。