漫画「未成年だけどコドモじゃない」 2017年12月実写映画公開!

漫画「未成年だけどコドモじゃない」 2017年12月実写映画公開!

こんにちは。漫画ソムリエのななです。

今回は、漫画「未成年だけどコドモじゃない」の実写映画についてお話します。

漫画「未成年だけどコドモじゃない」について

水波風南作「未成年だけどコドモじゃない」は、雑誌「Sho-Comi」に2013年1号から2016年5号まで連載された少女漫画作品です。

あらすじ

主人公折山おりやま香琳かりんは、小さな頃から甘やかされて育ったお金持ちの家のお嬢様。

16歳の誕生日に、父親の決めた相手と結婚するように言われます。しかも驚いたことに、その相手は、香琳が高校に入学した日からずっと憧れていた3年生の鶴木尚つるぎなお先輩だったのです。

香琳は喜び勇んで尚と結婚し、香琳の父親が2人の為に用意してくれた新居へ引っ越しました。しかしそこは、今まで香琳が住んでいた豪邸とかけはなれた、ぼろぼろのアパートの1室だったのです。

しかも尚は、香琳と2人きりになると、それまでの優しい態度を豹変させ、「この結婚は香琳の父親が跡取りが欲しくて決めた、愛のない政略結婚だ」と伝えます。しかし、先輩の「かっこいい顔」が好きで結婚を受け入れた超ポジティブなお嬢様香琳にとって、それはあまりたいしたことではありませんでした。

尚はそんな香琳に冷酷な態度で、5つのルールを言い渡します。

  1. 自分のことは自分ですること
  2. 勝手にお互いの部屋に入らないこと
  3. 結婚してることは2人だけの秘密にすること
  4. 恋愛はお互い自由にしてもよい
  5. 土足禁止

    しかし間もなく、尚は、香琳がお嬢様として育てられてきた為に、常識を知らずかつ何も出来ない事を知ります。

    尚に教わりながら、自分で色々な事を出来るようになろうと、香琳が明るく素直に、一生懸命に頑張る姿を見ているうちに、尚の香琳への気持ちは変わっていきます。

    ところが、香琳の幼なじみ海老名五十鈴えびないすずが、香琳の変化に気づいて…。


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    2017年冬、実写映画公開!

    2017年12月23日、主演中島健人・ヒロイン平祐奈で実写映画が公開されました。

    主題歌は、この年10周年を迎えたHey! Say! JUMPの「White Love」です。


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    メインキャスト

    鶴木尚中島健人(Sexy Zone)
    折山香琳平 祐奈
    海老名五十鈴知念侑李(Hey! Say! JUMP) 
    松井沙綾山本舞香
    折山和紀(香琳の父) 髙嶋政宏
    折山明里(香琳の母)シルビア・グラブ
    鏑木村上新悟
    鶴木怜華(尚の母親)生田智子

    ヒロイン香琳の両親役には、実生活でも夫婦の高嶋政宏さんとシルビア・グラブさん夫妻がキャスティングされました。

    満足度1位の映画作品

    注:ここから先はネタバレを含みます。

    この映画は、スーパーポジティブお嬢様香琳の特性が前面に押し出され、香琳役の平祐奈さんの全力の演技が観るものを楽しませてくれます。

    そして、普段はパフォーマンスの熱いジャニーズ中島健人さんも、ここでは、辛い家庭環境で育った真面目で優秀な高校生男子を見事に演じ切り、平さんとの演技の調和も素晴らしく、同日公開された7本の映画の中で満足度1位(「ぴあ」調べ)を獲得しているのも納得の作品です。

    原作と映画の違い

    原作と映画の相違点
    • 2人の新居が映画では平屋だが、原作ではアパートの1室
    • 新居の怖い管理人は映画のオリジナルキャラクターで、原作には登場しない
    • 香琳の幼なじみ五十鈴いすず(通称:リンリン)は、原作では成績の悪い美少年という設定だが、映画では成績が良い設定に変更されている

    新居が、集合住宅ではなく平屋の戸建てになることにより、尚と香琳の2人のラブラブ?の新婚生活を、観る側はより楽しめるようになっています。

    また、怖い女性の管理人の外見はかなり作り込んであり、始まったばかりの新婚生活で、香琳を追いこむコミカルなキャラクターとして一役をかっていました。

    Blu-ray&DVD発売、デジタル配信中

    2018年7月4日、Blu-ray&DVDが発売されました。


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    デジタル配信は、AmazonやU-NEXTからご覧になれます。

    まとめ

    最後まで読んでいただきありがとうございました。

    今回は、水波風南作「未成年だけどコドモじゃない」の実写映画についてお話しさせていただきました。

    この漫画は、前作「今日、恋をはじめます」を描き終えて力尽きた水波先生が、担当編集さんから「少女漫画は結婚式で終わる作品が多いが、結婚で始まる作品はどうか」というヒントをいただき生まれた作品だそうです。

    お嬢様として何不自由なく育ってきた香琳が、「不便・不自由・いつも金欠」という状況に置かれても、まったくめげずに大好きな先輩のそばで一生懸命に頑張る姿には、大きな元気を与えられます。

    読んで観て楽しんでいただけたらうれしいです。

    ありがとうございました。

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