漫画「ヒロイン失格」 2015年9月実写映画公開!

漫画「ヒロイン失格」 2015年9月実写映画公開!

こんにちは。漫画ソムリエのななです。

今回は、漫画「ヒロイン失格」の実写映画についてお話します。

漫画「ヒロイン失格」について

幸田もも子作「ヒロイン失格」は、雑誌「別冊マーガレット」に、2010年4月号から2013年4月号まで連載された少女漫画作品です。

2012年度講談社漫画賞にノミネートされました。

あらすじ

主人公松崎はとりは、幼なじみで同じクラスの寺坂てらさか利太りたに恋する高校生です。

イケメンで彼女いない歴のない利太は、誰とも長続きせず、いつもすぐに別れてしまいます。

はとりは、根拠なしに自分こそが利太にとっての最後のヒロイン」と思い込んでおり、利太に選ばれるのを待つ日々を送っていました。

ところが、あることをきっかけに、利太は、同じクラスで地味な外見の安達未帆に告白されて、真剣に付き合い始めます。

はとりは、なぜあんな地味な奴が利太の「ヒロイン」なのかとショックを受けました。

焦るはとりに、はとりの友人中島杏子がこう言い放ちます。

「あんたは、告白もしていないくせに、自分の事をヒロインだと思いこんでいる人間。安達さんは、自分で告白をした正当なヒロインなんだ」

中島にこう言われ、はとりは、自分が「ヒロイン失格」なのだということに気づき始めました。

2015年秋、実写映画公開!

2015年9月19日、桐谷美玲さん主演で実写映画が公開されました。

メインキャスト

松崎はとり桐谷美玲
寺坂利太山﨑賢人
弘光廣祐坂口健太郎
中島杏子福田彩乃
安達未帆我妻三輪子
恵美高橋メアリージュン
中尾彬中尾彬(特別出演)
柳沢慎吾柳沢慎吾(特別出演)
六角精児六角精児(特別出演) 
利太の母親濱田マリ
学食のオヤジ 竹内力

興行収入24億円突破!

興行収入が10億円をこえると大ヒットといわれる中、本作品は24億円を突破するという稀に見る大大ヒット作品となりました。


監督は、高校デビュー」「未成年だけどコドモじゃない」「おそ松さん」などのコメディ作品を手掛けてきた英勉(はなぶさつとむ)さんがつとめました。

主人公・はとりを演じる女優には、振り切った演技や変顔を求めることになるため、キャスティングが困難になると制作サイドは予想していたところへ、桐谷美玲さんが原作の愛読者で、主演を熱望している事を知り決定に至ったそうです。

撮影は2015年1月30日からスタート。撮影現場には、原作者の幸田もも子先生が何度も訪れ、キャストやスタッフの皆さんを励ましていかれました。

3人の「本人役」

原作の中で、はとりが柳沢慎吾さん風の表情をするシーンを、柳沢慎吾さん本人が演じていらっしゃいます。セリフは「あばよ!」一言ですが、はとりと同じ洋服とヘアスタイルをした柳沢さんが、とてもキュートでした。

映画オリジナルの本人出演は、中尾彬さんと六角精児さん。

中尾さんの出演理由は「内容はまったく意味がわからなかったけど、桐谷が出ているから出た」。六角さんの登場シーンの撮影は30分もかからず、「こんなに短い出演で花束までもらったのは、はじめて」。

お2人ともほっこりとした発言。大御所の余裕が感じられます。

Blu-ray&DVD発売、デジタル配信中

2016年3月9日、Blu-ray&DVDが発売されました。

デジタル配信は、Amazon PrimeやU-NEXTからご覧になれます。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回は、幸田もも子作「ヒロイン失格」の実写映画について、お話しさせていただきました。

自宅のテレビで本作を観た私は、「映画館で観たかった!!」と強く思いました。

観覧車やハウステンボス、広い学校の食堂など、映画館で観たらきっと楽しめると思います。内容も、コメディ要素がたっぷり詰め込まれているにもかかわらず、それがいき過ぎることなく、ちゃんと少女漫画のラブストーリーとしてのロマンチックさも合わせ持っていて、すごく楽しい映画でした。

アクション映画やSF映画ではないのに「映画館で観たかった」と思った時、興行収入24億円突破に納得がいきました。

いつかロケ地巡りをして、気持ちを満たそうと思います。

みなさんにも、読んで観て楽しんでいただければうれしいです。

ありがとうございました。

Amazon Prime無料体験はコチラ
Amazon Prime無料体験はコチラ