こんにちは。漫画ソムリエのななです。
今回は、漫画「春待つ僕ら」の実写映画についてお話します。
漫画「春待つ僕ら」について
あなしん作「春待つ僕ら」は、雑誌「デザート」2014年4月号から2019年11月号まで連載された少女漫画作品です。話数カウントは「period.〇」。
2017年、第41回講談社漫画賞少女部門にノミネートされました。
- ここから下はネタバレを含みます。
あらすじ
主人公春野美月は、小学生の頃、友人関係で悩んだ時期がありました。それがきっかけで、引っ込み思案になった自分を変えたいと美月は考えています。高校に入学し、色々と試みる美月ですが、なかなか上手くいかず、友達のいない日々が続きます。
美月は、小学生のその悩んだ時期に助けてくれた、「あやちゃん」という女の子を時々思い出して、学校とカフェのバイトに励んでいます。
美月の通う清凌高校バスケ部の4人のイケメン男子たちが、あることをきっかけに美月のバイト先のカフェの常連になり、美月との距離が近くなっていきます。
美月の学校生活は、「そのイケメン男子たちが一緒にいるのを見るのが好き」という、少し変わった同級生山田レイナと友達ができるなどして、少しずつ前進していきます。
ある日、バスケ部の練習試合を観に行った美月は、試合会場で「あやちゃん」に再会しました。ところが驚いたことに、「あやちゃん」は実は男の子だったのです…！
実写映画化！
2018年12月14日、監督平川雄一朗、主演土屋太鳳で実写映画が公開されました。
メインキャスト
| 春野美月 | 土屋太鳳 |
| 浅倉永久 | 北村匠海（DISH//） |
| 神山亜哉 | 小関裕太 |
| 若宮恭介 | 磯村勇斗 |
| 多田竜二 | 杉野遥亮 |
| 宮本瑠衣 | 稲葉友 |
| 柏木ナナセ | 泉里香 |
| 山田レイナ | 佐生雪 |
| 神山ユーコ | 緒川たまき |
TAOTAKについて
土屋太鳳さんと北村匠海さんの共演は、連続ドラマ「鈴木先生」以来、7年ぶりとなりました。2人は限定ユニット「TAOTAK」を結成し、映画主題歌としてウカスカジーの楽曲「Anniversary」をカバーしています。
Blu－ray＆DVD発売、デジタル配信中
2019年5月10日、Blu-ray＆DVDが発売されました。
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まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は、あなしん作「春待つ僕ら」の実写映画についてお話しさせていただきました。
この作品は、引っ込み思案の主人公春野美月が、高校入学を機に積極的になろうと頑張る物語です。
バスケ部に4人もイケメンがいるという、非日常的な設定ですが、このイケメンたちが「バスケに一生懸命な普通の男子」なところが、とてもステキです。「自分の顔の良さで、何かを企む」ことはあまりありません。
また、ヲタク系女子は気が弱いという設定の漫画が多い中、美月の友人となった山田レイナは、どちらかというとヲタク系女子なのにも関わらず、さっぱりとしていて気も強く、明るいため、新鮮な設定として楽しく読むことができました。
映画は、漫画の内容を「恋」「スポーツ」「挑戦」の３つに的を絞り、メインのキャラクターたちが、高校生活を各々一生懸命に頑張っている様子を描いています。
今の自分たちが未来の良き自分を創ると信じて頑張る「春待つ僕ら」。
皆さんにも、読んで観て楽しんでいただけたらうれしいです。
ありがとうございました。