漫画「アオハライド」 2014年12月実写映画公開!

漫画「アオハライド」 2014年12月実写映画公開!

こんにちは。漫画ソムリエのななです。

今回は、漫画「アオハライド」の実写映画についてお話します。

漫画「アオハライド」について

咲坂伊緒作「アオハライド」は、雑誌「別冊マーガレット」に2011年2月号から2015年3月号まで連載された少女漫画作品です。

タイトルは、「青春(=アオハル)に一生懸命乗って(=ライド)いく」という意味の造語です。「青春(せいしゅん)」がアオハルと称されるようになった始まりと言われています。

「全国書店員が選んだおすすめコミック2012」では3位になり、2014年7月から9月までテレビアニメが放送されました。

あらすじ

主人公吉岡双葉は、中学1年生の時に隣のクラスの田中洸と、夏祭りの夜、三角公園の時計のところで待ち合わせをしました。ところがその日、洸は待ち合わせ場所に現れず、2学期になって、双葉は、洸が夏休み中に転校したことを知ります。

その後、双葉は中学2年生になった頃から、「大人しくてかわいい」と男子の注目をあびるようになり、そのせいで女子から孤立してしまいます。そして、結局、孤立したまま卒業を迎えることになりました。

双葉は、その経験を活かし、高校に入学してからは「がさつで大食いな女子」をわざと演じて、男子から注目されないように注意しながら、毎日を過ごしていました。双葉は、また一人ぼっちになりたくないという気持ちでいっぱいだったのです。

ある日、双葉は、中1の時に、夏祭りで会う約束をしたあの田中洸に高校で再会します。2人は偶然にも同じ学校だったのです。洸は、両親が離婚したため、苗字が田中から馬渕にかわり、雰囲気も変わっていました。

洸は、双葉の友達とのあり方に疑問を抱き、その気持ちを双葉に伝えます。

女子という生き物と共存することの難しさ」を抱えている女子は、双葉だけではありませんでした…。

実写映画化

2014年12月13日、本田翼と東出昌大ダブル主演で実写映画が公開され、興行収入19億円の大ヒットとなりました。監督は、「ホットロード」「僕等がいた」「青空エール」などを手がけた三木孝浩監督です。

メインキャスト

吉岡 双葉本田翼
馬渕 洸東出昌大
槙田 悠里藤本泉
村尾 修子新川優愛
小湊 亜耶吉沢亮
田中 陽一小柳友
菊池 冬馬千葉雄大
成海 唯高畑充希
馬渕 橙子岡江久美子

受賞

第88回 キネマ旬報ベスト・テン 新人男優賞
東出昌大(「寄生獣」、「クローズEXPLODE」、「0.5ミリ」と合わせての受賞)
第10回 おおさかシネマフェスティバル 新人女優賞
藤本泉(「小川町セレナーデ」と合わせての受賞)

Blu-ray&DVD発売、デジタル配信中

2015年6月17日、Blu-ray&DVDが発売されました。

デジタル配信は、Amazon PrimeやU-NEXTからご覧になれます。

映画「アオハライド」

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回は、咲坂伊緒作「アオハライド」の実写映画についてお話しさせていただきました。

この作品の中で、双葉と洸は、「孤立」と「孤独」への向き合い方に悩み苦しみます。悲しんだり悩み続けたりせず、ふっきることが大事だと気づいても、どのようにふっきればいいのかわからず、少し道を間違い、再び心に「孤独」を生み出してしまったりもします。

私が、この作品をいいなと思ったのは、物事が解決していく過程に「理解してくれる同じ年齢の友達の存在」があったことです。双葉や洸の悩み事が、側にいる「同じ年齢の友達」の力もあって道が開けていくのをみるのは、とてもうれしいことでした。

みなさんにもぜひ、読んで観ていただけたらうれしいです。

ありがとうございました。

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