漫画「午前0時、キスしに来てよ」 2019年12月実写映画公開!

漫画「午前0時、キスしに来てよ」 2019年12月実写映画公開!

こんにちは。漫画ソムリエのななです。

今回は、漫画「午前0時、キスしに来てよ」の実写映画についてお話します

漫画「午前0時、キスしに来てよ」について

みきもと凛作「午前0時、キスしに来てよ」は、雑誌「別冊フレンド」に2015年5月号から2020年8月号まで連載された少女漫画です。

2019年第43回と2020年第44回の講談社漫画賞少女部門にノミネートされました。

あらすじ

主人公花澤はなざわ日奈々ひななは、真面目な高校2年生の女の子。クラス委員や生徒会の書記を務める優等生です。真面目な日奈々ですが、実は、周囲に内緒で、王子様とおとぎ話のような恋愛に憧れていたりもします。

しかし、憧れてはいるものの、そんな男性に出会えるはずはないとあきらめていた日奈々でしたが、ある日、映画の撮影のため、日奈々の通う学校にイケメン俳優綾瀬あやせかえでが訪れ、2人は出会い恋に落ちていきます。

けれども、スターと一般人JKの恋愛には、数多くの試練が待っていたのでした。

漫画「0キス」こぼれ話

この漫画のタイトルは、みきもと凛先生と担当編集さんで合わせて50以上の案を出して決まったそうです。最初は「CANDY」というタイトルが有力候補で、最終的に予想外にこのタイトルになったと第1巻で書いていらっしゃいます。

連載当時、毎月別冊フレンドの扉には、「リアル・シンデレラSTORY」というキャッチ・コピーが入っていました。

これは、一番最初に実写化された先生の作品「近キョリ恋愛」で、先生は、出演者の方々やスタッフさん達、監督やプロデューサーなどのプロの方達と実際に会う事が出来、その楽しくて夢のような体験を生かして作っているという意味だそうです。


第3巻に、アイドルの矢作澪という女の子が登場し、楓とドラマで共演しています。この矢作澪は、もともと「きょうのキラ君」に登場したキャラクターです。「きょうのキラ君」を読んだ方には伝わると思いますが「相変わらずモグモグしてます」(笑)

映画「きょうのキラ君」で矢作澪を演じた平祐奈さんは、「未成年だけどコドモじゃない」でヒロインを務めていらっしゃいます。


単行本の第3巻の巻末に、日奈々と楓のプロフィールが載っています。

これがとてもこっていて楽しく、まず、日奈々のニックネームの欄に「なな、むっつりガールとあったり、もしも願いが叶うならシンデレラみたいなドレスを着てみたい」と書いてあったりします。

タイトルの中に、なんで「午前0時」と入っているのかという意味が、この願い事で少し回収されたりもしていますね。

ちなみに、楓のプロフィールは遊び心が多く、ニックネーム「綾瀬さん、お尻星人だったり、マイブームはパンチラフィギュア集め好きなスターおぎやはぎとなっています。

イケメンでもスターでもなかったら、このプロフィールの人と日奈々は恋に落ちたか?(笑)と思いました。それはさておき、楓はスターなんだなと感じさせたことは、もしも願いが叶うなら気がねなく外出して遊びたいだったことです。

うーん、有名になるといい事もあるでしょうが、遊びも恋も息抜きも、いつも人目を気にしなければならないのは、確かに大変そうですよね。

午前0時、キスしに来てよ 12 冊セット 全巻

2019年12月6日、実写映画公開!

2019年12月6日、片寄涼太さんと橋本環奈さんのダブル主演で実写映画が公開されました。

みきもと凛先生は、これまでに「近キョリ恋愛」や「きょうのキラ君」が実写化されてきましたが、この作品に関しては「実写化の難しい作品と感じて、多くの映画オファーを断ってきた」そうです。しかし、今回映画化を受けることにした理由は「企画に取り組んできた方々の熱意」。

先生を動かした制作側の熱意は、映画のヒットにつながり、2日間で観客動員数12万1000人、興行収入1億4500万円を記録。そして、2019年12月6日に公開した本作は、2020年1月までには興行収入10億円、観客総動員数85万人を突破するという大成功を納めました。

メインキャスト

綾瀬楓片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)
花澤日奈々橋本環奈
浜辺彰眞栄田郷敦
内田柊八木アリサ
磯山光岡崎紗絵
中条充希鈴木勝大
花澤陽子酒井若菜
高橋茂雄遠藤憲一

Blu-ray&DVD発売、デジタル配信中

2020年6月17日、Blu-ray&DVDが発売されました。

デジタル配信は、AmazonやU-NEXTからご覧になれます。

Amazon Prime Videoはこちら 無料トライアル実施中!<U-NEXT>

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

みきもと凛作「午前0時、キスしに来てよ」の実写映画についてお話しさせていただきました。

映画の「午前0時…」は、スーパースターとJKのシンデレラストーリーを存分に楽しめる、まさにロマンティックコメディで、女の子や女性は必ず楽しめる内容となっています(少女漫画好きの男性も楽しめるのかな)。

一方、原作漫画では、幼なじみで日奈々の恋を応援しながらも、日奈々に思いを寄せるあーちゃんのことや、楓が抱える悲しすぎる過去、日奈々のピアノへの思いなど、各々の辛く苦しい思いが細かく描かれていて、読み進めていくと、みきもと凛先生が「実写化は難しい」と感じていた理由が理解できます。

読んで観て楽しんでいただけたらうれしいです。

ありがとうございました。

Amazon Prime無料体験はコチラ
Amazon Prime無料体験はコチラ